2nd サーキュラー ALMAによる恒星・星周物質観測に興味のある方は是非ご参加下さい。 また今回も、ALMAに限らず、電波観測、及び関連分野の研究をされている方や、 これから検討する方々のご参加を歓迎いたします。 <期日> 2018年1月18日(木) 13:00 から 19日(金) 16:00まで(予定) <場所> 東北大学青葉山キャンパス 理学研究科合同C棟多目的室 <趣旨> ALMAの運用がCycle-5まで進み、本来期待されていた性能を発揮しつつある。 その結果、天の川銀河や近傍宇宙における終末星本体の非球対称的構造や、 その星周物質・超新星残骸物質が星間空間へとまき散らされていく様子が 詳細に視覚化されてきた。さらに、膨大なスペクトル線の検出により、 それら物質の物理的・化学的性質が明らかにされ、それらの時間進化についての 推察が進められてきた。しかし、ALMAを含む電波干渉計、そもそも最新の 電波天文学観測装置は、依然一部の専門家のみが使いこなす状況に留まっている。 他の波長帯における観測の進展もある中で、 ALMAや電波天文学こそが必要とされる 研究の重要課題やアプローチ手法について深く議論して見極める作業が、 改めて重要になる。特に、終末星からの物質放出や星周物質の研究においては、 星表面の微細構造から数1000 AUにも拡散した星周物質までを網羅することが重要で、 ALMAに限らず野辺山45m鏡やJCMT 15m鏡さらにASTE 10m鏡を使った観測研究に ついて再考していくことが必要である。 これらを考慮して本WSは、参加者によりALMAで獲得した研究成果の発表に留まらず、 普段は他波長で観測しつつも電波天文学の手法を新たに取り組むことに興味を持つ研究者、 あるいは、これから電波天文学を志す学生の参加を意識したプログラムを構成し、 2日間にわたって開催する。この中で、終末星及び星周物質の今後の研究において、 ALMAに期待される観測的アプローチについて議論をまとめ、 Cycle-6における観測提案書作成の一助とする。事前に質問事項を主催者側で集めておき、 EA-ARCスタッフを交えてそれらに対する質疑を行う。 <仮プログラム>(講演順番は都合に応じて変更可) 1月18日(木) 13:00->18:00(予定) ・ALMA Cycle-5 のまとめ、Cycle-6公募の見通し(EA-ARCスタッフへ講演依頼予定) ・Cycle-4までの成果の紹介 ・野辺山45m鏡、JCMT 15m鏡、ASTE 10m鏡を使った恒星観測の状況のレビュー ・ALMAを含む電波観測計画議論その1: 基本的なアイデアの紹介 1月19日(金) 9:00->16:00(予定) ・ 関連研究の成果・経過などの紹介 ・ ALMAを含む電波観測計画議論その2: プロポーザル作成に向けた議論 ・多波長観測連携の可能性についての議論 ※※※ 参加・講演申し込み ※※※ 以下のフォーマットに必要事項をご記入の上、 ワークショップ世話人(alma_star_ws@ir.isas.jaxa.jp) へお送り下さい。 後日世話人から、打ち合わせのための連絡を致します。 締め切りは下記の通りです。 旅費補助希望: 1月 5日(金) 15:00 JST 講演申し込み: 1月15日(月) 12:00 JST ------ ALMA恒星ワークショップ参加・講演申し込みフォーマット ------ お名前: 所属: 連絡先(電子メール): 参加形式(該当する方を残す): 会場にお越し頂いて参加 リモート参加 講演(該当する方を残す): あり なし 題名: 簡単な概要: 旅費補助(該当する方を残す): 希望する 希望しない 旅費補助を希望する場合: 職名 出張開始日 出張終了日 所属機関最寄駅(出発地) 1月18日宿泊先(17日あるいは19日分もあれば含む) 1月17日あるいは19日に宿泊する必要がある場合はその理由 航空フライトを使う場合は、別途世話人代表へフライト見積書写しをメールでお送り下さい。 -------------------------- フォーマットおわり ---------------------- ※ 宿泊は各自で仙台市中心部付近のホテルをご手配下さい。 東北大学青葉山キャンパスへは、地下鉄東西線を利用して青葉山駅下車が便利です。 < ワークショップ世話人> 今井 裕(代表)、板 由房、山村一誠、植田稔也、Daniel Tafoya
研究支援・助成