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平成30年度 ALMA共同科学研究事業 募集要項

国立天文台チリ観測所では、日本国内の大学に在籍する研究者がALMAを用いた科学研究を推進していただくために、平成27年度に「ALMA共同科学研究事業」を設立しました。このたび、平成30年度の研究課題を募集します。そして、この事業を通じて、ALMAデータを用いた論文やALMAのプロポーザルを執筆していただきます。

応募枠:

  • (A)モデル 特任研究員1名+研究費100万円
  • (B)モデル1 特任研究員2名+研究費200万円
  • (B)モデル2 特任助教1名+研究費200万円

特任研究員(年俸制職員):月給35万、国立天文台プロジェクト研究員と同額。
特任助教(年俸制職員):月給55万、国立天文台フェローと同額。
そして、雇用にあたっては、国際公募を条件とします。

本ALMA共同科学研究事業の開始日は、最初の特任助教もしくは特任研究員が着任された日とし、期間は、そこから、連続で
(A) 3年
(B) 3年(レビューの結果により2年延長可。)
とします。

  • 注意1:平成30年度内に着任することが求められ、それが達成されない場合は不採用となることがあります。
  • 注意2:(B) モデル1の場合、二人目の着任日が一人目の着任日から3ヶ月以内とし、それ以上となった場合は、研究費も含めて(A) となります。
  • 注意3:途中で異動があった場合、再度、公募することができます。但し、その任期はそれぞれで雇用した人の着任日を起点とした"上記に示した期間"が最大となります。

目安として、毎年、(A)は年間2件、(B)は年間1件を採択する予定です。

本ALMA共同科学研究事業に採択された課題は、以下の条件を満たす必要があります。

(A)の場合:
(1) 年間2編以上の論文の出版(1編は雇用される研究員がPIであること)
(2) 年間2件以上のALMAプロポーザルの提出(1件は雇用される研究員がPIであること)
(B)の場合:
(1) 年間4編以上の論文の出版(2編は雇用される研究員がPIであること)
(2) 年間4件以上のALMAプロポーザルの提出(2件は雇用される研究員がPIであること)

(1)については、PIとして取得したALMAデータ、もしくは公開ALMAデータ(アーカイブデータ)のどちらでも構いません。また、必ずしも応募者が論文やプロポーザルのPIである必要はなく、共同研究者や学生のサイエンスをプロモートするための活動も同様に重視します。但し、本共同科学研究の枠組み内で他の研究室と協力して得られた研究成果論文は重複と見なすため、それぞれで本事業に関する成果報告書を準備する際は、相談の上、それら成果論文はどちらか一方にだけ含めて頂くことになります。

留意事項:

  • 本特任助教および特任研究員の給与は自然科学研究機構から直接支払うことになります。そのため、自然科学研究機構で雇用する形態をとることから、採用後、提案者が所属する大学と国立天文台で「在籍出向契約」を結んだ上で、当該大学へ出向していただき、採用される特任助教および特任研究員の所属は提案者が所属する大学となります。また、提案者が他大学に移動された場合、特任助教および特任研究員は一緒にその転出先の大学に異動していただくことになります。
  • 本特任助教および特任研究員の勤務形態は、専門業務型裁量労働制が適用されます。
  • 本事業の研究費は、本事業採択後、提案者が所属する大学と国立天文台で別途「共同研究契約」を結んだ上で、該当大学に移算します。但し、深夜・休日割増賃金は、当該大学の本事業の研究費から工面していただきます。また、本事業に関する手続き等に掛かる経費(国立天文台への出張や、書類の郵送代など)が発生した場合は、当該大学の運営経費他もしくは本事業の研究費から工面していただきます。(国立天文台が別途支払うことはないので、ご注意ください。)

応募資格:

日本国内の大学に所属する研究者(国籍は問いません)

応募方法(提出書類等):

指定の応募フォームに(1)研究課題名、(2) 研究目的、(3) 研究計画・方法 、(4) 論文等の過去の業績 を記載してください。また、提案者が所属する大学での(5)ALMA共同科学研究事業で採用される職員の受入についての確認書も事前に学部長以上(A欄)および事務責任者(B欄)の署名を得て提出してください。さらに、(6)出向職員の受入体制についての確認書 は、提案者が所属する大学の事務担当者に記入していただいた上で提出 してください。作成した応募フォームはEメールで送付すると共に、原本1部を郵送してください。

送付先:

〒181-8588 東京都三鷹市大沢2-21-1
自然科学研究機構 国立天文台 チリ観測所
ALMA共同科学研究事業担当
E-mail address: alma-grant-application_atmark_nao.ac.jp (_atmark_を@に置き換えてください。)

締切:

平成29年8月7日 17:00 (JST)
(電子メールもしくは郵送のいずれか一方が締め切りに間に合うこと)

審査結果:

平成29年9月上旬頃に通知予定

レビュー:

事業開始から1年半経つ日までに中間成果報告書を提出していただきます。この成果報告書をもとにレビューを行い、条件を満たしていないと判断された場合には、期間の途中であっても予算を打ち切ることがあります。また、(B)の場合には、成果報告書の内容をもとに2年間の延長の可否を判断いたします。審査結果は、中間成果報告書の提出期日から3ヶ月以内に報告されます。

研究員公募における職務内容に記載すべき文:

ALMAの観測データ(アーカイブを含む)を用いた研究課題「□□□□」を推進していただく特任助教もしくは特任研究員を募集します。本研究課題の採択者である○○○○教授(准教授もしくは助教)の指導の下、本特任助教もしくは特任研究員には勤務時間の100% を用いて、□□□□の研究を推進していただくと共に、ALMAプロポーザルも 積極的に提出してもらいます。研究成果として、年1(or2 @特任助教)本以上の投稿論文の出版と年1(or2 @特任助教)本以上のALMAプロポーザルの提出に加え、本研究課題を推進する 場合に限り、学生の研究等への指導・支援を行ってもらいます。

また、人事公募時には、下記のことを周知徹底することが求められます。

  • □□□□には、研究課題名を記載する。必要があれば Web サイトをリンクする。
  • ○○○○には、ALMA共同科学研究事業の提案者の名前を記載する。
  • 更新は1年単位とし、最初の契約期間は2年とする。レビューの結果により(A)の場合では延長1年、(B)の場合では延長1 or 3年となる。
  • 平成25年4月1日以降に自然科学研究機構に雇用歴がある場合、平成25年4月1日以降の通算雇用期間が10年を超えない期間内で、本ポストの契約期間として採用されることを明記する。
  • 通勤手当(上限あり)の支給があること、及び健康保険(文部科学省共済組合)、年金(厚生年金)、雇用保険、労災保険に加入されることを明記する。
  • 本ALMA共同科学研究事業により特任助教として採用される場合は、国立天文台運営会議での承認が必要となることを明記する。
  • 本ALMA共同科学研究事業により特任研究員として採用される場合は、国立天文台有期雇用職員審査委員会での承認が必要となることを明記する。
  • 受入教員が他大学もしくは他機関に異動し、その先で本特任助教もしくは特任研究員を受け入れることが出来なかった場合、就業場所を国立天文台(東京都三鷹市)として研究を継続してもらうことを明記する。
  • 本ALMA共同科学研究事業により採用される特任助教もしくは特任研究員は科学研究費等の外部資金獲得は可能であるが、ALMA共同科学研究事業内の提案者の研究課題に即した内容であるかどうかを国立天文台チリ観測所が判断の上で、認められることを明記する。

特任助教および特任研究員の人事選考方法:

人事選考委員会は最大5名で構成され、提案者が審査委員長を務め、そしてチリ観測所が指定するスタッフを含めることが求められます。そして審査委員長が選考報告書を作成し、国立天文台チリ観測所に提出し、選考の最終決定は、特任研究員の場合は国立天文台有期雇用職員審査委員会による審査、特任助教の場合は国立天文台運営会議での審議結果が反映されます。

研究費の移算と執行の注意:

初年度と最終年度の研究費は、本ALMA共同科学研究事業の月割りで支払額を確定します。そして、初年度の研究費の移算は、開始後、1ヶ月後頃を予定。その後は、毎年度6月末頃を予定。
  • 注意1:(B) モデル1の場合、一人目と二人目の着任日が異なる場合があり、研究費の始点は一人目の着任日であることから、代表者は二人目の雇用期日が近づく頃には注意して研究費を執行してもらう必要がある。
  • 注意2:深夜・休日勤務に関しては、業務依頼があったものでなければならない。よって、それが深夜・休日勤務として該当するかどうかに関しては、適時、国立天文台チリ観測所と相談しながら進めること。
  • ・注意3:本事業は純粋に学術研究を目的として実施するものであり、研究費には間接経費相当額を措置しない。

研究成果発表方法:

本ALMA共同科学研究事業により自然科学研究機構で雇用された特任助教もしくは特任研究員の所属は、1.提案者が所属する大学、2.国立天文台 となることから、論文等の affiliation には、2 の国立天文 台を忘れずに明記することが求められます。
また、本ALMA共同科学研究事業により発表されたすべての成果論文等には、Acknowledgments に以下の文を必ず記載することが求められます。

This work was supported by NAOJ ALMA Scientific Research Grant Numbers YYYY-NNN.

これらの記載を忘れた場合は、この事業での成果とみなすことができないので注意してください。また、これらに関し、悪質な対応があった場合は、本事業の存在そのものに影響がでることがあるだけに、注意して運営するように心がけてください。

お問い合わせ先:

ALMA Project Scientist - 伊王野大介
ALMA Project Manager - 井口 聖

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