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アルマワークショップ

ALMA 恒星ワークショップ -質量放出メカニズムと ダスト形成-

申請者
山村 一誠
形式
ワークショップ
日程
2015年3月26日 - 27日

なお、26日冒頭の EA-ARC の講演は、ALMAタウンミーティング@宇宙研
として行います。他分野の方も、是非ご参加ください。
===

ALMA 恒星ワークショップ―質量放出メカニズムとダスト形成―(Final Circular)

日時: 2015年3月26日(木) 13:30 〜 27(金) 15:00
場所: JAXA宇宙科学研究所(神奈川県相模原市)本館6階会議室(1639号室)

趣旨:
進化末期の恒星および星周エンベロープは、分子・ダストに富み電波観測
の主要ターゲットの一つである。ALMAの高感度、高空間分解能は、星周エン
ベロープの詳細な構造や微量分子の検出を可能にし、質量放出メカニズムや
宇宙の化学進化の本質に迫るデータを提供することが期待される。
本ワークショップはCycle 3 での観測提案採択を目指し、これまでの関連
分野の ALMA による成果をレビュー・分析しながら、今後のALMAを用いた恒
星研究の方向性を議論するとともに、各自の観測計画のアイデアを討議する
ことで目的を明確化し、各々が具体的な観測計画の原案を作成するまでを目
標とする。特に、さまざまな星周環境でのダスト形成、恒星風の加速機構、
それらの中心星進化との関連の解明が中心的なテーマとなる。

本ワークショップは、国立天文台チリ観測所のALMA Workshop 経費の支援
を受けて開催します。財源が限られてはおりますが、講演者への旅費補助を
考えております。低温度星、進化末期の質量放出星、超新星残骸のミリ波・
サブミリ波観測をキーワードとして、広く関連分野の研究者の皆様の参加を
歓迎します。

プログラム:

<ALMAタウンミーティング@宇宙研>

10:30-12:00 電波干渉計観測の基礎(希望者のみ)

12:00-13:30 昼食

<ALMA恒星 WS / ALMAタウンミーティング@宇宙研>
13:30-15:30 EA-ARC講演

+ ALMA Overview/Current Status
+ Cycle 3 Call for proposal
+ Cycle 3 OT

<ALMA恒星 WS>
15:40-16:10 講演1: 山村一誠(宇宙研)
+ ALMAによるWISE天体J1810-3305 の観測

16:20-16:50 講演2: 今井裕(鹿児島大学)
+ ALMAによる「宇宙の噴水」天体観測に向けて

17:00-17:30 講演3: 野沢貴也(国立天文台理論)
+ Detecting Cool Dust in the Type Ia Supernova Remnant 0509-67.5

17:40-18:10 講演4: 上塚貴史(東京大学天文学教育研究センター)
+ ALMAで探るミラ型変光星周辺の分子環境とダストの分布

18:10-18:40 質疑・全体議論・まとめ

19:00- 懇親会

(3/27)

<ALMA恒星 WS>
09:30-10:00 講演5: 廣田朋也(国立天文台水沢VLBI観測所)
+ 星周サブミリ波メーザーと連続波観測の可能性について

10:10-10:40 講演6: 今井裕(鹿児島大学)
+ KaVA と ALMAのシナジー:星周メーザー源大型観測プロジェクト

10:50-11:20 講演7: 中川亜紀治(鹿児島大学)
+ VERAによる晩期型星の位置天文VLBI観測

11:30-12:00 講演8: 植田稔也(デンバー大学)
+ Proto-Planetary Nebulaの星周トーラスの速度構造とその起源

13:30-15:00 OT演習・質疑・全体議論・まとめ

15:00 解散

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