http://www.nro.nao.ac.jp/~summerws/html/2017/

日程：2017年8月1日(火) - 2日(水)
* 懇親会は8月1日
場所：国立天文台野辺山宇宙電波観測所
言語：
スライド：英語
発表：日本語可

野辺山宇宙電波観測所では、45m望遠鏡の新しいフェーズが始まろうとしているところです。レガシー観測3件が観測を終了し、そこから世界をリードする卓越的な成果が出されることが期待されています。また、FOREST受信機などを用いて新しい先進的な観測を展開し、しっかりとサイエンスの成果を刈り取る時期に来ております。

一方、ASTE望遠鏡では345GHzと450GHz受信機を用いたサブミリ波帯域の観測が共同利用時間として提供されており、独自の観測成果やALMAにつながる研究が進んでいます。また、今後はDeshima (On-chip Filterbank Spectrometer for Submillimeter Wave Cosmology)の搭載により、遠方宇宙の観測の可能性が広がることが期待されます。

今回のワークショップでは、単一鏡を用いたサイエンスに焦点を絞り、（1）45mやASTEを使った最新の成果を紹介し、（2）今後の装置に向けた要求を科学的な観点から議論する予定です。口頭発表、ポスター発表を募集します。対象は、45m鏡やASTEその他単一鏡を使った科学成果、今後の新たな装置の可能性、あるいは関連する理論的な研究成果などです。ポスター発表に関しては、単一鏡の科学成果に限らず、ALMAなどの研究成果も含め広く募集します。