ワークショップ・イベント情報
ARC2011年05月27日
趣旨
アルマ(正式には、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計:Atacama Large Millimeter/submillimeter Array)の最初の初期科学運用(サイクル0)の観測提案募集の案内が3月末にアナウンスされました。16台のアンテナでの観測とはいえ、既存のミリ波サブミリ波干渉計の性能を大きく上回り、様々な天文学の分野で大きな成果を出すと期待されています。そこで、このサイクル0での装置性能などに関して談話会にてご説明させていただきます。また、引き続いて、プロポーザル作成に関してのチュートリアルを実施します。
談話会アブストラクト
本講演では京都大学宇宙物理学教室において、アルマを使って観測したい人を念頭に置き、初期運用に供される装置性能について説明し、観測提案の申込から観測データを得るまでの流れを示します。こうした一連の手続きの中で、皆様の支援をするのが国立天文台三鷹キャンパスにある東アジアアルマ地域センターです。この地域センターの役割についても紹介します。